カーリングの
パンコンチネンタル
選手権の
準決勝で、
女子の
日本代表のロコ・ソラーレがカナダに
競り勝って
決勝進出を
決めました。
カナダのカルガリーで開かれているパンコンチネンタル選手権は、来年の世界選手権の出場権獲得がかかる大会で、アジアとオセアニア、それにアメリカ大陸の国と地域から女子は9チーム、男子は8チームが出場しています。
総当たりのリーグ戦を勝ち上がって準決勝に進んだ女子の日本代表のロコ・ソラーレは5日、地元カナダと対戦しました。
試合は、日本が第3エンドと第8エンドにそれぞれ1点をスチールされるなど押され気味でしたが、2対5と3点を追う第9エンドに、スキップの藤澤五月選手がラストショットで相手のストーンをはじき出して一挙3点を奪い、同点に追いつきました。
そして最終の第10エンドでは、不利な先攻で1点のスチールに成功して6対5でカナダに競り勝って決勝に進みました。
日本は6日の決勝で韓国と対戦します。
また、男子の日本代表のSC軽井沢クラブは、準決勝でカナダに2対8で敗れ、アメリカとの3位決定戦にまわりましたが、7対8で競り負けました。
今大会で日本は男女ともに来年の世界選手権の出場権を獲得しています。
藤澤五月「決勝戦 楽しんでやりたい」
スキップの
藤澤五月選手は、「できるだけ
接戦にして
我慢する
試合にしようと
みんなと
話していた。
途中までは
ほぼ負け試合のようなシチュエーションが
多かったが、
しっかり我慢できて、9エンドと10エンドで
チャンスを
決め
切れたので
試合前の
目標は
達成できた」と
振り返りました。
6日の韓国との決勝に向けては「次が最後の試合になるが、気持ちとしては新たな気持ちで臨もうと日頃からやっているので、決勝でもしっかりと自分たちのパフォーマンスを出して、緊張するとは思うが楽しんでやりたい」と話していました。