三菱UFJ銀行は2日、東京や大阪、愛知といった都市部の支店など98カ所で行っているATMの24時間稼働を、2023年度内に終了すると明らかにした。午前6時から翌午前0時までの018時間に縮める。現金を使わないキャッシュレスの進展により、未明から早朝にかけての時間帯で利用件数が減っており、コスト削減を進める。
提携先のコンビニのATMではこれまで通り24時間使え、利便性への影響は少ないと判断した。三菱UFJのATMは21年3月時点で約1750カ所。24時間稼働ではないATMでも時間を短縮する。
みずほ、三井住友の両銀行は当面、ATMの24時間稼働を続ける方針。