国際ジャーナリスト団体の「国境なき記者団」が世界各国の報道自由度ランキングを発表しました。日本は68位、中国はワースト2位の179位となっています。
パリに本部を置く国際NGO(非政府組織)の国境なき記者団は3日、世界180カ国・地域を対象にした報道自由度ランキングを発表しました。
1位は7年連続でノルウェーです。
日本は去年から3つ順位を上げて68位となりました。
日本について、政府などからの圧力による厳しい自己検閲の存在を指摘しています。
最下位は北朝鮮で、中国は179位にランクを落としました。
中国の政権にとってメディアの機能は「国家のプロパガンダを伝えることだ」と指摘しています。
また、中国では現在、世界で最も多い101人のジャーナリストが拘束されていると明らかにしました。
アメリカは3つダウンして45位、ロシアは去年より9つ順位を下げ、164位となっています。