豊田自動織機シャトルズ愛知は、4日、オンラインで会見を開いて説明しました。
それによりますと、先月22日、愛知県内の飲食店で選手が酒に酔った状態で居合わせた人に暴行を加え、全治10日程のけがをさせたということです。
その後、選手と被害者の間で示談が成立し、選手はチームを退団しました。
豊田自動織機シャトルズ愛知は「多くの方に対する裏切り行為であり、許されるものではないと認識しており、チームとして大変重く受け止めております。誠に申し訳ございません」と謝罪しました。
チームは、今月6日と14日に1部のディビジョン1のチームとの入れ替え戦に予定どおり出場することにしています。
リーグワンでは、2部の日野レッドドルフィンズが去年10月、合宿先の大分県の飲食店で一部の選手やスタッフが酒に酔ってグラスなどを壊したり店員にセクハラしたりしたことが、ことし2月に明らかになり一時活動を停止したほか、日本ラグビー協会がけん責の処分としました。
不祥事が相次いでいることについて、リーグワンの東海林一専務理事は「選手自身が自覚を持って問題を考える機会が不足していた。深い反省のうえに再発防止の取り組みを強化していきたい」と話しています。