アメリカ、アップルのティム・クックCEOが「AI開発は慎重にすべきだ」と発言し、開発を巡る規制の議論に一石を投じそうです。
アップルは4日、決算説明会を開き、ティム・クックCEOはAIについて「大きな可能性を秘める一方で、整理すべき問題が多くある」と発言しました。
そのうえで、自社での開発については「慎重に思慮深く行わなければならない」と指摘しました。
アップルは、スマートウォッチの一部でAIをすでに活用していますが、マイクロソフトやグーグルの親会社「アルファベット」など他の巨大IT企業と比べて、積極的にはAI開発を進めていません。
AIの開発規制を巡っては世界中で議論が進んでいますが、規制強化を支持するともとれるアップルトップの発言は波紋を広げそうです。