1989年に崩壊した「ベルリンの壁」の一部がドイツ・ベルリン北西部で新たに発見されたことがわかりました。
地元の人たちが6月に散策ツアーを行っていたところ、落書きされた約20メートルの壁の一部を発見していました。壁は茂みに覆われており、そのために長い間見つからなかったとみられています。
壁の管理を行う「ベルリンの壁財団」が本物であることを確認しました。
最近ではベルリンの壁も観光資源のひとつとなっています。東西ドイツの主要な検問所があった「チェックポイント・チャーリー博物館」を訪れる観光客も多いです。
今回の発見で新たな観光名所が誕生するかもしれません。新しく見つかったベルリンの壁について史跡として登録されるよう手続きが進められているといいます。