ドイツのベルリンでは1961年から、町を西ドイツと東ドイツに分ける壁を作り始めました。ベルリンの壁が壊されてから、来年で30年になります。
今年6月、ベルリンで散歩をしていた人たちが木や草に隠れているコンクリートの壁を見つけました。「ベルリンの壁財団」などがこの壁を調べた結果、1985年ごろにできたベルリンの壁の一部だとわかりました。
コンクリートの壁は長さが20mぐらいで、ベルリンの壁を壊したときに誰も片づけなかったため、残っていたようです。ドイツでは壁の一部がまだ残っていたことにみんなが驚いています。