佐賀空港への
自衛隊の
輸送機オスプレイの
配備計画をめぐり、
小野寺防衛大臣は
佐賀県の
山口知事と
会談し、
国が
佐賀県に
着陸料として20
年間で100
億円を
支払い、
それをもとに
佐賀県が
漁業振興の
基金を
作ること
などで
合意しました。
これを
受けて、
配備の
受け入れに
向けた
最終的な
調整が
行われる
見通しです。
尖閣諸島などの
防衛強化の
一環として、
防衛省は、
陸上自衛隊の
輸送機オスプレイ17
機を
佐賀空港に
配備する
計画で、
機体の
安全性をめぐって、いったん
中断していた
国と
地元の
協議が、
先月、
再開しました。
こうした中、小野寺防衛大臣は24日、佐賀県を訪れて山口知事と会談し、漁業者の不信感を払拭(ふっしょく)するための取り組みなどで合意しました。
それによりますと、国が佐賀空港を管理する県に着陸料として20年間で100億円を支払ったうえで、佐賀県がそれをもとに空港がある有明海の漁業の振興のための基金を作るとしています。
また、事故が起きた際のホットラインを防衛省と佐賀県の間に設けるほか、環境保全と補償に関する国と県、漁協の協議会を設置するとしています。
これを受けて、配備の受け入れに向けた最終的な調整が行われる見通しです。
山口知事は会談で「しっかり考えたいので、時間を頂きたい」と述べました。
この後、小野寺大臣は記者団に対し、「オスプレイの佐賀空港への配備は、日本の安全保障上、大変重要だ。山口知事にご理解頂けることを期待している」と述べました。
尖閣諸島などの防衛強化の一環として、防衛省は、陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機を佐賀空港に配備する計画で、機体の安全性をめぐって、いったん中断していた国と地元の協議が、先月、再開しました。
こうした中、小野寺防衛大臣は24日、佐賀県を訪れて山口知事と会談し、漁業者の不信感を払拭(ふっしょく)するための取り組みなどで合意しました。
それによりますと、国が佐賀空港を管理する県に着陸料として20年間で100億円を支払ったうえで、佐賀県がそれをもとに空港がある有明海の漁業の振興のための基金を作るとしています。
また、事故が起きた際のホットラインを防衛省と佐賀県の間に設けるほか、環境保全と補償に関する国と県、漁協の協議会を設置するとしています。
これを受けて、配備の受け入れに向けた最終的な調整が行われる見通しです。
山口知事は会談で「しっかり考えたいので、時間を頂きたい」と述べました。
この後、小野寺大臣は記者団に対し、「オスプレイの佐賀空港への配備は、日本の安全保障上、大変重要だ。山口知事にご理解頂けることを期待している」と述べました。