ことしの競技は、開催地であるベトナムの伝統行事をモチーフにしていて、手のひらサイズの布製のボールを投げて、空中に設けられた直径80センチの3つの輪にそれぞれ通し、最後のボールを指定されたテーブルに載せることができれば勝利となります。
試合では、日本代表の東京大学がロボットのトラブルを乗り越えて予選を突破したものの、準決勝で、地元の大声援を受けたベトナム代表のチームに惜しくも敗れました。
決勝では、東京大学を破ったベトナム代表のチームが中国代表に競り勝って連覇を果たし、ベトナム代表として通算7度目の優勝を飾りました。
大会の模様は来月17日午前10時5分からNHK総合テレビで放送される予定です。
この大会は、アジアと太平洋地域にある280余りの放送機関で作るABU=アジア太平洋放送連合が毎年開催していて、ことしは17の国と地域から18の大学が参加してベトナム北部のニンビン省で行われました。
ことしの競技は、開催地であるベトナムの伝統行事をモチーフにしていて、手のひらサイズの布製のボールを投げて、空中に設けられた直径80センチの3つの輪にそれぞれ通し、最後のボールを指定されたテーブルに載せることができれば勝利となります。
試合では、日本代表の東京大学がロボットのトラブルを乗り越えて予選を突破したものの、準決勝で、地元の大声援を受けたベトナム代表のチームに惜しくも敗れました。
決勝では、東京大学を破ったベトナム代表のチームが中国代表に競り勝って連覇を果たし、ベトナム代表として通算7度目の優勝を飾りました。
大会の模様は来月17日午前10時5分からNHK総合テレビで放送される予定です。
東京大学工学部3年の河村洋一郎さんは「準々決勝は思いどおりに動いて、1回だけでも自分たちのベストのパフォーマンスを見せることができたので、ちょっと悔いはありますけど、よかったです。ただ勝つだけではなくて、圧倒的に勝つということを目標にしているので、来年は、ほかの大学が驚くようなロボットをつくって圧勝したいと思います」と話していました。
また、連覇を果たしたベトナムのラクホン大学のチャン・ヴァン・ハンさんは「地元ベトナムで優勝することができて、とても幸せです。ほかの国の技術もすごかったので、そうしたところを学ぶことで自分たちの知識をもっと高めていきたい」と話していました。