アメリカの当局者は8月23日、マクドナルドのサラダが原因と思われる507人の食中毒が確認されたと発表しました。検査の結果、507人全員が胃腸病気のサイクロスポーラ症と診断されて、24人は入院していることが分かります。
サイクロスポーラ症は寄生虫を原因とする病気で、食品や水を使うことで感染して、1週間以上たってから下痢などの症状が出ます。
その後の調査で、マクドナルドが販売していたサラダのロメインレタスとにんじんから寄生虫が見つかりました。マクドナルドは7月に、食中毒が思われたサラダの販売を約3000店で中止して、材料の供給者を替えていました。