前線や
湿った
空気の
影響で
広い範囲で
大気の
状態が
不安定になり、
西日本と
東日本では、
断続的に
雨が
激しく
降っています。
西日本では、
このあと
しばらくは
1時間に50
ミリ以上の
非常に
激しい雨が
降るおそれがあり、
気象庁は
土砂災害や
川の
増水などに
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
九州から
関東付近に
延びる前線に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込み、
広い範囲で
大気の
状態が
不安定になっていて
局地的に
発達した
雨雲がかかっています。
午前11時までの1時間には、国土交通省が熊本市東区に設置した雨量計で38ミリ、和歌山県が太地町に設置した雨量計で30ミリのいずれも激しい雨を観測しました。
また、午前11時までの24時間に、島根県大田市温泉津で239.5ミリ、富山市で189ミリの雨が降り、いずれも観測を始めてから最も多くなりました。
これまでの雨で、富山県と石川県では、土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
前線は2日にかけてゆっくりと南下し、西日本と東日本では、夕方にかけて、雷を伴い激しい雨が降る見込みで、西日本では、このあとしばらく、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
2日朝までの24時間に降る雨の量は、
▽九州北部で180ミリ
▽中国地方で120ミリ
▽東海で100ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。