ことし
7月の
西日本豪雨を
受けて、
広島県が
建設した
仮設住宅の
入居が
始まりました。
入居が
始まったのは、
広島県呉市の
天応地区と
安浦地区に
先月末に
完成したプレハブの
仮設住宅合わせて80
戸です。
このうち天応地区では、入居に先立って開かれた説明会におよそ40世帯が出席し、契約の更新は半年ごとで最大で2年間入居できることや、電気やガスといったライフラインの契約などについて市の担当者が説明しました。
このあと入居する人たちは割り当てられた部屋を見に行ったり、荷物を部屋に運び込んだりして、早速、今後の生活への準備を始めていました。
西日本豪雨で被災した人たちのために広島県は呉市のほか、坂町と三原市に合わせておよそ200戸の仮設住宅を建設していて、入居が始まったのは呉市の住宅が初めてです。
夫と娘、それに高校2年生の孫と4人で入居する池田美穂子さん(76)は「住まいを見てほっとしました。狭いですが、ここでゼロからの出発をしたいです。孫が受験を控えているので静かに暮らせたらと思います」と話していました。