風疹はウイルスでうつる病気で、熱が出たり体に赤い発疹が出たりします。おなかに赤ちゃんがいる女性が風疹になると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が出ることがあります。
今年は、7月から東京都やその周りの県などで風疹が増えていて、8月26日までに273人が風疹になりました。これは去年1年の3倍です。
国の研究所によると、風疹になる人はこれからもしばらく増えそうで、大きな流行になるかもしれません。研究所は、特に、おなかに赤ちゃんがいる女性やその家族で、風疹になったことがない人などは、ワクチンの注射を受けてほしいと話しています。