小惑星「リュウグウ」への
着陸を
目指している
探査機「はやぶさ
2」の
宇宙空間での
動きをスーパーハイビジョンによる
CGで
映像化する
技術を
JAXA=
宇宙航空研究開発機構と
NHKが
開発しました。
この技術は、
JAXAと
NHKが
小惑星の
岩石を
地球に
持ち帰る「はやぶさ
2」のミッションを
映像化することで、わかりやすく
伝えようと
開発しました。
「はやぶさ2」は、およそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」にことし6月到着し、着陸にむけて上空から観測を続けていて、日々データを電波で地球に送っています。
データは、およそ10数分かかって地球に届き、JAXAを経由してNHKが受け取ります。
そして、このデータを使って新たに開発したプログラムで、即座にスーパーハイビジョンによる3次元CGで映像化します。
探査機からの実際のデータをもとにして立体的なCG映像をつくることで、遠く離れた宇宙空間の「はやぶさ2」と小惑星「リュウグウ」を、あたかも目の前で見るかのように映像で表現できます。
NHKでは、この映像をニュースやNHKスペシャルなどの番組で活用するほか、JAXAは「はやぶさ2」の運用に役立てることにしています。