体操の
女子選手が
日本体操協会の
幹部からパワハラを
受けたと
訴えている
問題を
受け、
体操協会の
理事を
務める田中光氏が、
女子強化本部長の
代行を
務めることが
決まりました。
日本体操協会は、リオデジャネイロオリンピック
日本代表の
宮川紗江選手が
塚原光男副会長と
塚原千恵子女子強化本部長にパワハラを
受けたと
訴えた
問題で、
第三者委員会を
設置して
事実関係を
調査しています。
副会長と女子強化本部長は脅すための発言はしていないと主張していますが、調査結果を基に体操協会が対応を決めるまでの間、副会長と女子強化本部長の職務を一時的に停止しています。このため関係者によりますと、日本体操協会理事の田中光氏が女子強化本部長の代行を務めることが決まりました。来月、中東・カタールで開かれる世界選手権では、女子の監督も務める見通しです。
田中氏は、和歌山県出身の46歳、1996年のアトランタオリンピックの日本代表で、現在は体操協会の広報委員長や、先月のアジア大会では女子の監督を務めました。