加計学園の
獣医学部をめぐる
問題で、
7日に
加計孝太郎理事長が
会見で、
愛媛県の
内部文書に
記されていた
3年前の
安倍総理大臣との
面会を
改めて否定したことについて、
愛媛県側からは「
十分な
内容ではなく、
説明責任を
果たしたとはいえない」といった
意見が
出ています。
加計学園の
加計孝太郎理事長は、
7日に
愛媛県今治市で
開いた
記者会見で、
愛媛県の
内部文書に2015
年2月25
日に
理事長本人が
安倍総理大臣と
面会したと
記されていたことについて、「
覚えていないし、
記録もないので
会ってない」と
述べて、
改めて否定しました。
そのうえで、面会は当時の渡邉事務局長が獣医学部新設を前に進めるため、勇み足で虚偽の話をしたと説明しました。さらに、愛媛県の内部文書については、「県の文書は読んでいない」と釈明しました。
これについて、愛媛県の幹部や議員などからは「安倍総理大臣に『会ってない』と繰り返すだけで、県の文書も読まずに会見に臨むのはいかがなものか」、「十分な内容ではなく、説明責任を果たしたとはいえない」などとして、再び会見を開いて説明責任を果たすべきだという意見も出ています。
また、愛媛県の中村知事は9日に会見を行うことにしています。