ことし
8月の
大雨の
影響で、
一部区間が
不通になっていた
山形県の
JR陸羽西線は
復旧工事が
終わり、
8日から
全線での
運転が
再開されました。
運転が
再開されたのは、
新庄駅と
余目駅を
結ぶJR陸羽西線の
うち、
最後まで
不通が
続いていた
古口駅と
清川駅の
間です。
この区間は8月5日からの大雨により、線路に土砂が流れ込んだほか、倒木が相次ぐなど大きな被害を受けていましたが、7日までに線路の復旧工事が終わり、8日の始発から全線で運転が再開されました。
古口駅では列車が到着するのにあわせて、駅員や地元の住民などおよそ50人が横断幕を持ってホームに並び、陸羽西線の運転再開と沿線の「最上峡」などの観光名所を乗客にアピールしていました。
70代の女性は「自動車の運転免許を持っていないので通勤に使っています。運休の間は代行運転のバスに乗りましたが、なにかと不便だったので、運転が再開してよかったです」と話していました。
JR新庄駅の鈴木一弘駅長は「まもなく紅葉が見ごろになるシーズンを迎えるので、観光客など多くの人に利用してほしいです」と話していました。