病室で家族に囲まれるナワリヌイ氏。しっかりとこちらを見つめています。ナワリヌイ氏は15日、自身のインスタグラムに投稿し、「きのうは自力で呼吸することができた」と回復をアピールしました。
ナワリヌイ氏に使用された毒物をめぐっては、ドイツ政府などが、旧ソ連の神経剤「ノビチョク」に近い物質だったことを確認していますが、ロシア側は毒物が使用されたことを裏付ける証拠がないとしています。
ペスコフ大統領報道官は「誰であれロシア国民が健康を回復させたなら喜ばしいこと」とし、ナワリヌイ氏が帰国の意思を示していることについて「ロシアを去ることも戻ることも自由だ」と述べました。