空に向け、次々と発射される、ロシア軍の地対空ミサイル。これは南部カフカス地方での合同軍事演習の様子で、26日までの日程で行われています。
演習には隣接するベラルーシのほか中国やイラン、パキスタンなど6か国が参加し総勢8万人が動員され、戦車250台や艦艇50隻などが投入されているということです。
ロシア軍は、政権に対する大規模な抗議デモが続くベラルーシ国内でもベラルーシ軍との合同軍事演習を実施。両国の大統領が会談して以降、軍事的な連携を一層強めている形で、ベラルーシの現政権に批判的な欧米側をけん制する狙いもあるとみられています。