アメリカの雑誌「タイム」は22日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表しました。
「タイム」誌は、大坂なおみ選手について、全米オープンの舞台で警察による暴力などで亡くなった黒人の名前を記したマスクを着用したことに触れ、「自らの才能と発信力を生かして、有色人種の命の尊さをたたえた」と評価しました。大坂選手は去年に続き2年連続の選出です。
また、ジャーナリストの伊藤詩織さんについて「タイム」誌は、「性暴力について勇気をもって告発し、日本の女性たちの人生を永遠に変えた」とする紹介文を掲載。伊藤さんの行動をきっかけに「日本社会がようやく、性暴力を容認することを拒否しつつある」としています。