新型コロナウイルスの
感染拡大でさまざまなイベントの
中止や
延期が
相次ぐ中、
経済産業省は
オンライン上での
商談会などデジタル技術を
使って
新たな
取り組みを
行うイベントの
主催者に対して、
開催費用の
一部を
補助することになりました。
大規模な
製品の
展示会などのイベントは、
中小企業にとって
貴重な
商談の
機会にもなっていますが、
新型コロナウイルスの
感染拡大で
軒並み中止や
延期を
余儀なくされています。
このため経済産業省は、比較的規模の小さいイベントの主催者を支援し、合わせてイベント産業の新たなビジネスモデルの構築を目指すことになりました。
具体的にはオンライン上で商談会を開催するなど、デジタル技術を使って新たな取り組みを行う中小の主催者を対象に、イベントの開催費用の一部を補助します。
また、VR=バーチャルリアリティーなどを活用して、商品を立体的に確認しながらオンライン上で商談を行うことができるシステムの開発などを支援して、イベント産業の新たなビジネスモデルの構築を目指したいとしています。
経済産業省はこうした取り組みに必要な事業費として、来年度予算案の概算要求に5億円を要求する方針です。