7日間の平均では183.6人となり、9月の中では2番目に多くなりました。都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女合わせて194人です。
1日の感染の確認が100人を超えるのは2日連続です。
都のモニタリング項目の1つとなっている7日間の平均では183.6人となり、今月の中では2番目に多くなりました。
年代別では、
▽10歳未満が7人、
▽10代が10人、
▽20代が46人、
▽30代が44人、
▽40代が32人、
▽50代が21人、
▽60代が11人、
▽70代が12人、
▽80代が9人、
▽90代が2人です。
これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万5738人になりました。
一方、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日より2人減って21人でした。
新たな感染確認 1週間平均でみると
東京都内で新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人を1週間の平均でみた数値は、9月の中では1日の196.7人が最も多い値です。
30日までの1週間平均の183.6人は、9月では2番目に多い値になりました。
1週間平均は9月上旬は減少が続き、7日と8日に147.4人にまで下がりましたが、中旬にかけて増加に転じ、16日には181.3人となりました。その後、下旬にかけて140人台まで減少しましたが、30日までの2日間で200人前後の新たな感染が確認されたことから再び180人を超えました。
一方、都の基準で集計した重症の患者は、8月23日の39人をピークに、9月8日の21人までは減少傾向が続きましたが、その後は増減を繰り返しています。22日と25日には30人に上りましたが、30日時点は21人です。
東京都医師会 副会長「4連休影響か」
都内の感染の確認が30日までの7日間の平均で183.6人と9月のなかで2番目に多くなったことについて、東京都医師会の猪口正孝副会長は、「感染者が多くなっている今の状況が、4連休中に病院に行けなかった人が、連休明けに病院に行って検査を受けたことが影響しているのか、それとも連休に外出した影響が出始めているのか、現時点ではまだ分からず、様子を見る必要がある。十分警戒しないといけない状況には変わりない」と話していました。
また、1日から「GoToトラベル」に東京発着の旅行が加わることについては、「感染者数が増える要素ではあるが、感染しやすい行動を控えてしっかり感染対策をすれば拡大しないと思うので、より一層気をつけてほしい」と話していました。