鉄鋼最大手の
日本製鉄は、
新型コロナウイルスの
感染拡大による
世界的な
景気の
落ち込みで
一時的に
操業を
停止していた
千葉県君津市に
ある主力の
製鉄所の
高炉1
基を
再開させることを
決めました。
自動車向けを
中心に
鉄鋼製品の
需要が
持ち直しているためだとしています。
日本製鉄は、感染拡大による世界的な景気の落ち込みで、自動車メーカーが生産を停止したことなどを受けて、千葉県、茨城県、それに和歌山県にある製鉄所の3基の高炉について一時的に操業を停止していました。
このうち、千葉県君津市にある主力の製鉄所の高炉1基は、自動車向けを中心に需要が持ち直していることから11月下旬をめどに操業を再開させることを決めました。
和歌山県と茨城県の製鉄所の2基の高炉は、引き続き操業を停止するということです。
大手鉄鋼メーカーは、感染拡大で経営環境が大きく悪化していましたが、JFEスチールも一時的に操業を停止していた広島県福山市の製鉄所の高炉を9月再稼働するなど一部で生産調整を見直す動きが出ています。