荒天に見舞われたのはフランス南部のニースの周辺。ニース市長はヘリコプターでの視察後、100年以上で最悪の水準の洪水被害だったと語りました。
市長は地元メディアに対して、道路や家屋約100軒が流されたり破損したりしたと述べました。
カステックス首相は被災地域の視察後、記者会見で「きょう目にしたものによって、かなりショックを受けている」と述べました。首相は死者数の増加について懸念を表明しました。
当局によれば、フランスで少なくとも8人が行方不明となっています。
イタリアでは少なくとも2人の死者が出ました。依然として1人の行方が分かっていません。当初行方が分からなくなったと懸念されていた16人については全員無事が確認されました。