一方で、今後の台風の進路によっては、遅れなどが発生する可能性があるとして、最新の運行情報に注意してほしいとしています。
JR東日本 10日~11日の千葉県内の運転見合わせおそれ 2路線に
JR東日本千葉支社は台風14号の接近に伴って、10日の夕方から11日の昼ごろにかけて、千葉県内の2つの路線で運転を見合わせるおそれがあると発表しました。
JR東日本千葉支社が9日午前10時半に発表した県内の運転見通しによりますと、台風の状況によっては10日夕方から11日の昼ごろにかけて、
▼外房線の上総一ノ宮駅と安房鴨川駅の間と、
▼久留里線の、
2つの路線で運転を見合わせるおそれがあるということです。
8日午後の時点では内房線や総武本線など7つの路線と発表していましたが、最新の予想進路を踏まえて見通しを変更したということです。
ただ、2路線以外についても台風の状況によっては列車の運休や遅れが生じる場合もあるとしています。
JR東日本千葉支社では最新の情報をホームページで確認するよう呼びかけています。
空の便 9日は欠航相次ぐ 10日も影響続く見込み
台風の影響で、9日、国内の空の便は、大阪や九州、四国の空港を発着する便を中心に、合わせて141便ですでに欠航したり、欠航が決まったりしています。
日本航空が羽田と大阪や徳島、熊本を結ぶ便など98便、全日空が宮崎と羽田や中部を結ぶ便など18便、日本エアコミューターは鹿児島と奄美大島を結ぶ便など15便、ピーチ・アビエーションは宮崎と成田や関西を結ぶ便など4便、ソラシドエアは宮崎と羽田を結ぶ3便と宮崎と沖縄を結ぶ1便の合わせて4便、アイベックスエアラインズは新潟発大阪行きの1便と大分発中部行きの1便の合わせて2便です。
影響は10日も続く見込みで、航空各社はホームページなどで最新の運航情報を確認するよう呼びかけています。
首都圏の鉄道 千葉県中心に運転取りやめや運休の可能性
台風の接近に伴い、首都圏の鉄道も千葉県を中心に一部で運転の取りやめや運休などの可能性があり、鉄道各社は最新の運行情報に注意してほしいとしています。
JR東日本によりますと、
▽外房線は、千葉県の上総一ノ宮駅~安房鴨川駅の間
▽久留里線の全線で、
10日の夕方ごろから、運転を取りやめる可能性があるということです。
また、
▽外房線の千葉駅~上総一ノ宮駅の間
▽総武線
▽内房線
▽鹿島線
▽東金線
▽成田線
▽首都圏の私鉄
▽地下鉄の各線についても、
台風の進路によっては、10日から11日にかけて、遅れや運休などが発生する可能性があるということです。
鉄道各社は、最新の運行情報に注意してほしいとしています。
北海道 苫小牧~茨城 大洗のフェリー 11日にかけ欠航へ
台風14号の影響で、北海道の苫小牧と茨城県の大洗を結ぶ「商船三井フェリー」は、9日夜から11日にかけて運航を予定していた6便の欠航を決めました。
欠航が決まったのは9日夕方に苫小牧を出発する1便、10日未明と夕方に苫小牧を出発する2便と夕方に大洗を出発する1便、11日にそれぞれ深夜に苫小牧と大洗を出発する2便です。
商船三井フェリーでは、このほかの便も台風の進路によっては出港時刻が変更になるなど影響が出る可能性があるとして、最新の情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。