アゼルバイジャン側が11日に発表したところによりますと、第二の都市ギャンジャでアルメニアのミサイルが住宅街を直撃し、9人が死亡、34人がけがをしたということです。これに対し、アルメニア側は発表はデマだと主張、逆にアゼルバイジャンから攻撃を受けているとしています。
両国はロシアの仲介のもと、係争地ナゴルノカラバフをめぐる戦闘について10日から停戦すると合意したばかりです。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、ツイッターで「アルメニアは露骨に停戦違反をした」と非難していて、停戦の行方は予断を許さない状況となっています。