一帯を焼く「グラスファイア」と呼ばれる火災は、これまで6万7000エーカー(約271平方キロ)を延焼。カリフォルニア州北部のワイナリーを30軒近く破壊しました。
同ワイナリーの経営者、ブランドン・チェイニー氏によると、約4万平方フィート(約3700平方メートル)の製造場や試飲室は完全に破壊されました。何百本ものワインの瓶が割れ、ワインのタンクも修復不可能な損傷を受けました。
非営利法人「ナパバレー・ビントナーズ」によると、ナパバレーにある約475のワイナリーの95%が家族経営。地元消防当局者は、グラスファイアの78%を封じ込めたものの、完全な消火には10月末までかかるとの見通しを示しています。