米ワシントン州農務局は、生きたまま捕獲して巣の場所の特定に利用するはずだったオオスズメバチを見失ったと発表しました。
同州農務局の専門家は先週、生きたオオスズメバチを捕獲して、デンタルフロスの糸を使って追跡装置をハチの体に取り付けていました。
このスズメバチを自然に放ってリンゴの木にとまらせた時点では、追跡は成功していました。しかし、しばらくしてハチが植物の生い茂る場所へと飛び去り、姿が見えなくなると、信号が検出できなくなって追跡も不可能になりました。
オオスズメバチはミツバチの巣をわずか数時間で破壊して、ミツバチの頭部を切断して殺してしまうことから「殺人スズメバチ」とも呼ばれます。