変わる経営幹部研修指導役は20～30代の若手社員 - Easy News

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいなどで企業きぎょうの経営けいえい環境かんきょうが不透明ふとうめいとなる中なか、経営けいえい幹部かんぶが20代だいや30代だいといった若わかい世代せだいの発想はっそうを学まなんで新あたらしい事業じぎょうの創出そうしゅつなどに役立やくだてようという研修けんしゅう制度せいどを導入どうにゅうする動うごきが企業きぎょうの間まで広ひろがっています。

このうち、化学かがくメーカー大手おおての住友すみとも化学かがくは、今月こんげつから「リバースメンタリング制度せいど」と呼よばれる役員やくいん向むけの新あたらしい研修けんしゅうを始はじめました。

この制度せいどでは、20代だいや30代だいの若手わかて社員しゃいんが指導しどう役やくとなり、月つきに2回かい、専務せんむや常務じょうむなどの経営けいえい幹部かんぶに最新さいしんのデジタル技術でじたるぎじゅつや、若手わかて社員しゃいんが取り組とりくんでいる研究けんきゅうテーマなどを教おしえます。

住友すみとも化学かがくの清水しみず正ただし生なま執行しっこう役員やくいんは「役員やくいんにとってこれまでの価値かち観かんを見直みなおすよい機会きかいになっている。

若者わかものの新あたらしい考え方かんがえかたを経営けいえいにいかし、イノベーションを起おこすきっかけにしたい」と話はなしていました。

若わかい世代せだいから学まなぶ研修けんしゅう制度せいど導入どうにゅう広ひろがる

こうした取り組とりくみは大手おおて生活せいかつ用品ようひんメーカーのP＆Gジャパンも行おこなっているほか、医薬品いやくひん大手おおてのロート製薬ろ-とせいやくは、管理かんり職しょくが地方ちほうに3か月かげつ間かん住み込すみこみ、地元じもとの若者わかものなどと交流こうりゅうしながら地域ちいき活性かっせい化かに取り組とりくむ研修けんしゅうを始はじめています。

感染かんせん拡大かくだいなどで経営けいえい環境かんきょうが不透明ふとうめいとなっている企業きぎょうの間までは、新あたらしい事業じぎょうを生み出うみだす人材じんざいの登用とうようが課題かだいとなっていて、若わかい世代せだいの発想はっそうを学まなぶ研修けんしゅう制度せいどを新あらたに導入どうにゅうする動うごきが広ひろがっています。