ガスなどの
点検を
装う強盗事件が
首都圏で
相次いでいることを
受けて、
警視庁は、
東京 昭島市のガス
会社と
協定を
結び、ガス
点検に
警察官が
同行するなどして
注意を
呼びかける取り組みを
始めることになりました。
協定を結んだのは、警視庁の昭島警察署と東京の多摩地域などでガスを供給している「昭島ガス」で、19日は伊藤三津夫署長と平畑文興社長が出席して調印式が行われました。
東京や神奈川、千葉ではことし8月以降、ガスや電気、それに消防設備の点検を装う強盗事件が10件以上相次いでいて、協定では、ガス点検などの際に警察署と連携して住民に注意を呼びかけるほか、ガス会社の社員が不審者を見かけたりした場合、警察署に情報提供することになっています。
調印式のあと、ガス会社の担当者が警察官とともに早速地域の住宅を回り、突然訪問して室内に入ることは絶対にないとして、住民に注意を呼びかけていました。
ガス会社「点検前にはハガキでお知らせしている」
ガス会社の社員、羽村祥さんは「ガス点検の前にはハガキでお知らせしているほか、社員は必ず身分証を携帯しているので、不審に思ったらドアを開ける前に確認してほしい」と話していました。