後輪が外されて道端に捨てられた1台の自転車。その傍らの壁には少女が自転車のタイヤをフラフープ代わりに遊ぶ様子が描かれています。
バンクシーが17日、自身のインスタグラムに写真を投稿したこの壁画はイギリス中部ノッティンガムに登場し、地元の人たちの注目の的となっています。イギリスメディアによりますと、14日には発見されていて、すぐに地元自治体によってカバーで保護されたということです。バンクシーはこの作品のタイトルや背景についてコメントしていません。
ただ、道端に捨てられた自転車が作品の要素の一つとなっていることから、環境問題や大量消費社会に対する風刺や皮肉との見方もあります。