皮膚ひふ付着ふちゃく新型しんがたコロナウイルス 感染かんせんりょく9時間じかんつづ 京都きょうと府立ふりつ医大いだい
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Oct 19, 2020 14:10
Furigana
Japanese newspaper
新型しんがたコロナウイルスがヒトの皮膚ひふ付着ふちゃくした場合ばあい感染かんせんりょくある状態じょうたいおよそ9時間じかんにわたってつづき、インフルエンザウイルスのおよそ5ばいなが時間じかんだったとする研究けんきゅう成果せいか京都きょうと府立ふりつ医科いか大学だいがくグループ発表はっぴょうしました。

京都きょうと府立ふりつ医科いか大学だいがく廣瀬ひろせ亮平りょうへいじょきょうらのグループは、ヒトのなどいた新型しんがたコロナウイルスがどれくらい感染かんせんりょくある状態じょうたいつづのか調しらべるため、くなったヒトから提供ていきょうされた皮膚ひふ新型しんがたコロナウイルスとAがたインフルエンザウイルスをそれぞれおよそ10まん付着ふちゃくさせてちがくらべました。

その結果けっか新型しんがたコロナウイルスは活性かっせいした状態じょうたいおよそ9時間じかんにわたってつづき、1時間じかん50ふんほどだったインフルエンザウイルスにくらべて、5ばいなが時間じかん感染かんせんりょくたもつづけることがかったということです。

一方いっぽうアルコール消毒しょうどく効果こうか調しらべるために新型しんがたコロナウイルスを付着ふちゃくさせた皮膚ひふ濃度のうど80%のエタノールに15秒間びょうかんひたしたところ、ウイルスはほとんど検出けんしゅつされなかったということです。

廣瀬ひろせじょきょうは「感染かんせん防止ぼうしをするためには、インフルエンザウイルスよりも消毒しょうどくなど対策たいさく重要じゅうようだ。またゆびのアルコール消毒しょうどく効果こうかあることが実験じっけんでも確認かくにんできた」とはなしています。

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