ことし
5月、
大阪・
河内長野市のダム
湖に、
建設会社の
従業員6人が
乗ったワゴン
車が
転落し、
5人が
死亡した
事故で、
警察は
精神安定剤を
服用した
影響で、
正常な
運転ができないおそれがあったにもかかわらず、ワゴン
車を
運転して
事故を
起こしたとして、
27歳の
男を
危険運転致死の
疑いで
逮捕しました。
男は容疑を否認しているということです。ことし5月、河内長野市でワゴン車がフェンスを突き破っておよそ10メートル下の滝畑ダムのダム湖に転落し、乗っていた大阪・天王寺区の建設会社の従業員6人のうち5人が死亡しました。6人は遊びに来ていたキャンプ場から帰る途中でした。
警察のその後の調べで、ワゴン車を運転していて、一時意識不明の重体になった東川健義容疑者(27)の血液から、睡眠作用などがある精神安定剤の成分が検出されたということです。
警察は、薬を服用した影響で正常な運転ができないおそれがあったにもかかわらず運転して事故を起こしたとして、危険運転致死の疑いで逮捕しました。
警察が、薬を服用したいきさつなどを調べています。
警察によりますと、調べに対し東川容疑者は「薬を飲んで運転した覚えはない」などと供述し、容疑を否認しているということです。