日本を
訪れる
外国人旅行者の
増加に
対応するため、
目的地への
行き
方などを
英語や
中国語など
3か国語で
案内する
人型のロボットが
初めて
JR東京駅に
お目見えしました。これは
日立製作所が
開発した
身長90センチの
人型ロボットで、
3日に
東京駅構内の
訪日外国人向けの
窓口に
試験的に
設置されました。
ロボットは、AI=人工知能を搭載しているため、英語や中国語、日本語で話しかけると自動で言語を認識し、会話できます。
具体的には、目的地までの行き方や列車やホーム、それにコインロッカーの場所や、駅周辺にあるお勧めの観光スポットなど200以上の質問に、音声と背後のモニターに地図を写して対応します。
JR東日本によりますと鉄道の駅に多言語に対応するロボットが導入されるのは初めてで、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年を目標に都内の主要な駅に配置したいとしています。
JR東日本研究開発センターの坂入整課長は「今後、外国人旅行者の増加が予想されるが駅係員の人数は限られるので、簡単な質問にはロボットが対応するといった役割分担を検討していきたい」と話していました。