豊洲市場をめぐる
問題で、
東京都議会は、
都が
公表した
内部調査の
報告書に
誤りがあったことが
明らかになったことを
受けて、
今の
議会が
13日閉会したあとも
審議を
継続する
方向で
調整が
進められています。
豊洲市場をめぐる
問題で、
東京都議会は、
先週、
2日間にわたって
市場を
担当する「
経済・
港湾委員会」で
審議し、
都の
内部調査の
報告書に
誤りがあったことや、
報告書で
触れられていなかった
盛り土に関する
新たな
資料の
存在などが
明らかになりました。
13日の閉会を前に、都議会の議会運営委員会の理事会が12日午後に開かれ、各会派が一連の問題の取り扱いを協議しました。
この中で、共産党は、真相を究明するためより厳しい調査権を持つ百条委員会を設置するよう求め、民進党も幅広い関係者から事情を聞く必要があるとして、新たにこの問題のための特別委員会の設置を提案しました。
これに対し、自民・公明両党は、今の「経済・港湾委員会」で議論を継続すべきだと主張しました。
このため各会派は、審議の場は改めて協議するとしたうえで、一連の問題について議会の閉会後も審議を継続する方向で調整が進められています。