宮城県石巻市の
亀山市長は
丸川オリンピック・パラリンピック
担当大臣と
会談し、
石巻市を
4年後の
東京オリンピック・パラリンピックの
聖火リレーの
出発地にするよう
要望しました。
石巻市は
2020年の
東京オリンピック・パラリンピックの
聖火リレーの
誘致を
目指して
地元の
商工会議所などと
誘致委員会を
作っています。
石巻市の
亀山紘市長や
誘致委員会の
浅野亨委員長らは、
13日、
内閣府で
丸川オリンピック・パラリンピック
担当大臣と
会談し
要望書を
手渡しました。
要望書では「最大の被災地の石巻市から聖火リレーをスタートすれば復興五輪の象徴となる」として、石巻市を聖火リレーの出発地に選定するよう求めています。これに対し、丸川大臣は「被災地の復興を見てもらうのは大会の大きなテーマだ。復興五輪にかなう提案だと思う」と述べました。
組織委員会によりますと、聖火リレーのコースはオリンピックの前の年の2019年に決まる予定だということで、亀山市長らは今後も要望活動を続け、実現を目指すことにしています。
会談のあと亀山市長は「復興した力強い姿を世界にPRするとともに、震災の支援に対する感謝の気持ちを表すことができる。長沼にボート競技が来れば連携して盛り上がると思う」と話しました。