皇太子こうたいしさま「さんふんいちゆうすい」を視察しさつ 山梨やまなし

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Oct 14, 2016 17:10
Furigana
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みずに関にかんする研究けんきゅうつづけている皇太子こうたいしさまはいちよんにち山梨やまなしけんおとずれ、湧き水わきみず活用かつようするためふるくから使つかわれてきた「せき(せき)」などを視察しさつされました。皇太子こうたいしさまはいちよんにち午前ごぜん山梨やまなしけんきたもり到着とうちゃくし、八ヶ岳やつがたけ地下ちかすい湧き出わきでる「さんふんいちゆうすい(さんぶいちゆうすい)」をたずねられました。「さんふんいちゆうすい」は、戦国せんごく時代じだいみずをめぐってあらそっていたみっつのむら均等きんとうみずけるため、せきつくられたことがその由来ゆらいとされ、ふるくから農業のうぎょう用水ようすい利用りようされてきました。

長年ながねんみずに関にかんする研究けんきゅうつづけている皇太子こうたいしさまは、せき中央ちゅうおうはしら水流すいりゅうがぶつかり別々べつべつ方向ほうこうかれていく様子ようすを、カメラにおさめながら熱心ねっしんご覧ごらんになっていました。

つづいて皇太子こうたいしさまは、甲斐かいのおとずれ、戦国せんごく武将ぶしょう武田たけだ信玄しんげんかわ氾濫はんらんふせぐためにきずいたとされる「信玄しんげんつつみ」を視察しさつされました。増水ぞうすいみずいきおいをよわめて堤防ていぼうまもった「きよしうし」とばれる伝統でんとうてき治水ちすい技術ぎじゅつなどを見学けんがくし、「どのようにかんがえついたのでしょうか」と興味きょうみふかそうに質問しつもんされていました。

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