16日午前、
大阪・
柏原市の
近鉄の
駅で
男性がホームから
線路に
転落し、
特急電車にはねられて
死亡しました。
警察によりますと、
男性は
視覚障害があったということで、
警察が
身元の
確認を
進めるとともに、
誤って
転落した
可能性があるとみて
詳しい
状況を
調べています。
16日午前11時すぎ、
大阪・
柏原市の
近鉄の
河内国分駅で、
男性が
通過する
特急電車にはねられ、まもなく
死亡が
確認されました。
警察や消防によりますと、死亡した男性は、所持品などから兵庫県宝塚市に住む40歳とみられ、視覚障害があることを示す障害者手帳を持っていたということです。
男性は当時、親戚の女性2人と一緒に奈良県に観光に向かう途中で、駅に停車していた電車から1人でホームに出たあと、反対側の線路に転落したと見られています。つえは持っていなかったということです。ホームには視覚障害者を誘導する点字ブロックはありますが、ホームドアは設置されていませんでした。
警察は身元の確認を進めるとともに、男性が誤って転落した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。