大型で
猛烈な
台風22号は、
19日夜から
20日にかけてフィリピンの
北部に
上陸するおそれがあり、
現地の
気象当局は、
台風の
進路にあたる
地域では、
大雨や
暴風、
高波、
高潮などに
厳重に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁の
観測によりますと、
大型で
猛烈な
台風22号は
日本時間の
午後3時には、フィリピンの
東の
海上を
1時間に
25キロの
速さで
西北西へ
進んでいます。
中心の気圧は900ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルで、中心から半径170キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風22号は、19日夜から20日にかけて、ルソン島の北部に上陸して横断するおそれがあります。
フィリピンでは3年前、「スーパー台風」とも呼ばれる猛烈な台風が直撃して、死者・行方不明者合わせておよそ7300人にも上る被害が出ました。
現地の気象当局は、今回の台風も3年前と同じぐらいの勢力で接近していることから、進路にあたる地域の住民に対して、指定された施設への避難を求めるとともに、大雨や暴風、高波、高潮などに厳重に警戒するよう呼びかけています。