Japanese News: 連合来年の春闘で２％程度基準に賃上げ要求の方針

連合れんごう来年らいねんの春闘しゅんとうで２に％程度ていど基準きじゅんに賃上ちんあげ要求ようきゅうの方針ほうしん

Oct 20, 2016 20:10

Furigana

連合れんごうは２に０ぜろ日にちに中央ちゅうおう執行しっこう委員いいん会かいを開ひらき、来年らいねんの春闘しゅんとうで、ことしに続つづいて中小ちゅうしょう企業きぎょうや非ひ正規せいきで働はたらく人ひとの賃金ちんぎんの底上そこあげと格差かくさ是正ぜせいを重要じゅうような課題かだいとしたうえで、２に％程度ていどを基準きじゅんに賃上ちんあげの要求ようきゅうを掲かかげる方針ほうしんを決きめました。連合れんごうの神津こうづ会長かいちょうは２に０ぜろ日にちの記者きしゃ会見かいけんで、来年らいねんの春闘しゅんとうについて、従業じゅうぎょう員いん全体ぜんたいの基本きほん給きゅうなどを引き上ひきあげるベースアップに相当そうとうする賃上ちんあげの要求ようきゅうを、４よん年ねん連続れんぞくで掲かかげる基本きほん構想こうそうを公表こうひょうしました。

基本きほん構想こうそうでは、今いまの経済けいざい情勢じょうせいについて「先行さきゆきの不透明ふとうめい度どは増ましている」としながらも、所得しょとくを増ふやし個人こじん消費しょうひが回復かいふくしなければ経済けいざいの好こう循環じゅんかんは実現じつげんできないとしています。

そして、ことしに続つづき、中小ちゅうしょう企業きぎょうや非ひ正規せいきで働はたらく人ひとの賃金ちんぎんの底上そこあげと格差かくさ是正ぜせいを重要じゅうような課題かだいと位置いちづけ、「あらゆる手段しゅだんを用もちいて組織そしきが一丸いちがんとなって取り組とりくむ」としています。

また、ことしの春闘しゅんとうに続つづき、定期ていき昇給しょうきゅう分ぶんに加くわえて２に％程度ていどを基準きじゅんに賃上ちんあげの要求ようきゅうを掲かかげる方針ほうしんです。

神津こうづ会長かいちょうは会見かいけんで「個人こじんの消費しょうひ志向しこうが冷ひえ切きったままで緩ゆるやかな物価ぶっかの上昇じょうしょうにつながっていない。格差かくさをどう圧縮あっしゅくしていくかが課題かだいであり、賃金ちんぎんの底上そこあげ、底そこ支ささえに取り組とりくみ賃上ちんあげを実現じつげんしていきたい」と述のべました。連合れんごうは、この基本きほん構想こうそうをもとに来月らいげつ末まつに最終さいしゅう的てきな方針ほうしんを決定けっていすることにしています。