鳥取県倉吉市では
21日の
地震で
給食センターが
大きな
被害を
受け、
市内にある
公立の
小中学校すべてで
給食の
提供ができない
状態で、
再開のめども
立たないことが
分かりました。
倉吉市の
学校給食センターは
市内に
18あるすべての
公立小中学校のおよそ
4200人分の
給食を
提供していますが、
震度6弱の
揺れを
観測した
21日の
地震で
施設が
大きな
被害を
受けました。
調理室や洗い場では天井や壁の板がはがれ落ちて散乱しているほか、設備の一部も壊れるなどして、給食の調理ができない状態で、センターによりますと、業務を再開するめども立っていないということです。
市の教育委員会は週明けの24日から通常とおり、小中学校の授業を行いたいとしていますが、給食については当面、外部の業者からパンと牛乳を調達して対応することにしています。
倉吉市教育委員会学校給食センターの大津晃所長は「被害がかなり大きく、1か月から2か月かけても再開できるか、先が見えない状態です。子どもたちに1日でも早く給食を提供できるよう再建を急ぎたい」と話しています。