このうち倉吉市では、13歳の男子中学生が倒れたテレビで頭を打つなど合わせて5人が病院に搬送されたほか、北栄町では、老人福祉施設や認定こども園などで合わせて6人がけがをして治療を受けました。
また、鳥取市の飲食店では30代の女性が調理中に足にやけどをして、病院に運ばれました。このほか、境港市では小学3年生の男子児童が避難しようとした際に転倒し、右手の親指を骨折したということです。
人的被害
鳥取県によりますと、これまでに県内の7つの自治体で、合わせて16人がけがや体調不良で医療機関に搬送されました。
このうち倉吉市では、13歳の男子中学生が倒れたテレビで頭を打つなど合わせて5人が病院に搬送されたほか、北栄町では、老人福祉施設や認定こども園などで合わせて6人がけがをして治療を受けました。
また、鳥取市の飲食店では30代の女性が調理中に足にやけどをして、病院に運ばれました。このほか、境港市では小学3年生の男子児童が避難しようとした際に転倒し、右手の親指を骨折したということです。
建物被害
北栄町によりますと、これまでに住宅や蔵など合わせて14棟が全壊したという情報が寄せられ、確認を進めています。
このほか、住宅の屋根の瓦が落ちるなどの被害が相次いでいます。
また、三朝町や湯梨浜町では、瓦が落ちたり玄関の扉が開かなくなったりするなどの被害が相次ぎ、鳥取県内にある住宅や蔵、合わせておよそ210棟で被害が報告されています。
さらにこれまで、県内の9の自治体の学校などの公共施設や商業施設などで、壁のひび割れや天井が落下するなどの被害が報告されているということで、県が調査を進めています。
断水
倉吉市によりますと、これまでに市内の26か所で水道管の破損が見つかり、22日午後4時現在、およそ1000世帯で断水が続いているということです。
22日は午後8時まで給水車による給水活動が行われます。