駅のホームからの
転落事故を
防ごうと
扉の
数が
異なる
車両にも
対応できる
新型のホームドアが
開発され、
神奈川県三浦市の
京浜急行の
駅で
試験的な
運用が
始まりました。
新型のホームドアは
三菱重工業のグループ
会社が
開発したもので、
三浦市にある
京浜急行の
三浦海岸駅のホームに
1車両分が
設置されました。
新型のホームドアはセンサーで
車両の
扉を
感知し、
扉がある
場所のドアが
開閉し、
車両に
扉が
3つある
場合、
3つのドア、
扉が
2つの
場合、
2つのドアだけが
開きます。
開発会社によりますと、ホームドアの多くは扉の位置や数が異なる車両に対応できず、別の鉄道会社の電車が乗り入れする駅では設置が難しかったということです。京浜急行は試験運用の状況を見ながら本格的な導入を検討したいとしています。
京浜急行電鉄事業統括課の須藤一樹課長補佐は、「ホームドアの設置には課題が多かったが、新型のホームドアによって利用者の安全向上に努めたい」と話していました。また、新型のホームドアを見学した全日本視覚障害者協議会のメンバーの男性は、「駅で危険を感じることが多かったので、1日でも早く導入してほしい」と話していました。