東京・
目黒区の
24歳の
女性の
遺体を
遺棄したとして
元交際相手の
男が
逮捕された
事件で、
男が
調べ
に対し、「
女性の
自宅で
殺害したあと、
部屋に
2日ほどとどまって
掃除をした」と
供述していることがわかり、
警視庁は
室内の
血痕を
消すなど、
証拠の
隠滅を
図ったと
見て
調べています。この
事件で
逮捕された
無職の
佐賀慶太郎容疑者(
50)は、
以前交際していた
目黒区大橋の
会社員、
中元志織さん(
24)の
遺体を
先月、
埼玉県や
千葉県の
川などに
遺棄したとして
死体遺棄の
疑いが
持たれています。
警視庁は、
遺体を
遺棄したと
見られる
埼玉県戸田市の
荒川で、ダイバーや
船を
出して
遺体の
捜索を
進めています。
これまでの調べで佐賀容疑者は、先月16日の夜に、中元さんが住むマンションで待ち伏せをして部屋に入ったということですが、その後の調べに対し、「翌日になって金銭をめぐってけんかになり、ナイフで刺した。殺害したあとは部屋に2日ほどとどまって掃除をした」などと供述していることが、警視庁への取材でわかりました。
また、佐賀容疑者は、先月17日の午前中に中元さんの自宅近くにあるディスカウントストアで、掃除に使うための薬剤や清掃用具などを購入していたということです。警視庁は、佐賀容疑者が室内の血痕を消すなど証拠の隠滅を図ったと見て調べています。