内閣府は8月〜9月に、男性と女性の働き方などについて世論調査を行いました。18歳以上の男性と女性3059人が答えました。
「女性は子どもができてもずっと仕事を続けたほうがいい」と答えた人は54.2%でした。24年前にこの質問を始めてから、初めて50%より多くなりました。
「夫は外で働いて妻は家庭を守ったほうがいい」という考え方についても質問しました。「反対」という人は54.3%、「賛成」という人は40.6%でした。
「日本の社会で男性と女性は平等になっていると思うか」という質問もしました。「男性のほうがいいことが多い」と答えた人が74.2%で、4年前に調べたときより増えました。「平等」と答えた人は21.1%でした。
内閣府は「女性が仕事をすることをいいことだと考える人が増えてきました。いろいろな働き方ができるようにしたり、男性の考え方が変わるようにしたりしていきたいです」と話しています。