神奈川県平塚市の
食肉販売会社の
加工食品を
食べた
人が、
腹痛などの
症状を
訴えた
病原性大腸菌O157による
集団食中毒で、
7日、
新たに
相模原市で
3人の
感染が
確認され、
感染した
人は
合わせて
33人となりました。この
問題は
平塚市の
食肉販売会社「
肉の
石川」の
加工食品、「
和牛・
相模豚メンチ
肉の
石川」を
食べた
人が
腹痛や
下痢などの
症状を
訴えたもので、
神奈川県は
O157が
原因の
集団食中毒と
断定し、
原因を
調べています。
これまでの神奈川県などの調査で、県内で30人の感染が確認されていますが、7日、新たに相模原市に住む10代から50代の男女3人から検出されたO157と、加工食品から検出されたものが一致したことがわかり、これで感染した人は33人となりました。
また県によりますと、6歳から72歳までの男女7人が入院して治療を受けていて、このうち、6歳と8歳の女の子の2人が重症だということです。
神奈川県は製品を製造した食品加工会社がある静岡県とも協力して、食中毒の原因を調べるとともに、O157による食中毒の予防のため、特にひき肉が使われている食品を食べる際には、十分に加熱するよう呼びかけています。