12月9日、日本の宇宙船の「こうのとり」が、大学や会社などが作った7つの小さい人工衛星を国際宇宙ステーションに運びます。人工衛星は10cm〜30cmぐらいの大きさで、宇宙でいろいろな実験をする予定です。
静岡大学の人工衛星は、「宇宙エレベーター」を研究するための実験をします。宇宙エレベーターは、地球と高さ3万6000kmの宇宙をケーブルでつないで、エレベーターのように人や物を運ぶ技術です。宇宙に行った人工衛星は2つに分かれて、2つの間を細いケーブルでつなぐ実験をします。
福岡県の会社は、仕事が終わった人工衛星が宇宙のごみにならないように、地球の近くで全部燃えるようにする実験をします。
宇宙の研究をしている日本のJAXAによると、実験のために小さい人工衛星を打ち上げたいと考える大学や会社が増えています。