Japanese News: 首相高齢者の自立支援重視の医療・介護システムを

首相しゅしょう高齢こうれい者しゃの自立じりつ支援しえん重視じゅうしの医療いりょう・介護かいごシステムを

Nov 10, 2016 19:11

Furigana

政府せいふの未来みらい投資とうし会議かいぎが開ひらかれ、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、高齢こうれい者しゃの自立じりつ支援しえんに軸じく足あしを置おいた新あたらしい医療いりょう・介護かいごシステムを２に０ぜろ２に０ぜろ年ねんに本格ほんかく稼働かどうさせるため、具体ぐたい的てきな制度せいど設計せっけいの検討けんとうを始はじめるよう、関係かんけい閣僚かくりょうに指示しじしました。政府せいふは１いち０ぜろ日にち、総理そうり大臣だいじん官邸かんていで新あらたな成長せいちょう戦略せんりゃくの検討けんとうを進すすめる未来みらい投資とうし会議かいぎを開ひらき、膨ふくらみ続つづける社会しゃかい保障ほしょう費ひの抑制よくせいを目指めざして、有識者ゆうしきしゃらが作成さくせいした提言ていげんが示しめされました。

それによりますと、高齢こうれい者しゃの自立じりつを促うながすため、介護かいご保険ほけんで提供ていきょうするサービスに「自立じりつ支援しえん介護かいご」という枠組わくぐみを設もうけたうえで、平成へいせい３さん０ぜろ年度ねんどに行おこなう介護かいご報酬ほうしゅう改定かいていに合あわせて、お年寄としよりの要よう介護かいご度どを下さげた事業じぎょう者しゃへの介護かいご報酬ほうしゅうを優遇ゆうぐうしたり、自立じりつ支援しえん介護かいごのサービスを提供ていきょうしない事業じぎょう者しゃへの介護かいご報酬ほうしゅうを減へらしたりする制度せいどの導入どうにゅうを検討けんとうするよう求もとめています。

さらに、情報じょうほう通信つうしん機器ききなどを使つかって、離はなれた場所ばしょにいる患者かんじゃの診察しんさつや治療ちりょうができる遠隔えんかく診療しんりょうに対にたいする診療しんりょう報酬ほうしゅうを優遇ゆうぐうするほか、ＡえいＩあい＝人工じんこう知能ちのうを活用かつようした診療しんりょうも診療しんりょう報酬ほうしゅうの対象たいしょうとすることなどを求もとめています。

安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「団塊だんかいの世代せだいが７なな５ご歳さいを迎むかえる２に０ぜろ２に５ご年ねんはすぐそこに迫せまっており、健康けんこう寿命じゅみょうを延のばすことが喫緊きっきんの課題かだいだ。『予防よぼう・健康けんこう管理かんり』と『自立じりつ支援しえん』に軸じく足あしを置おいた新あたらしい医療いりょう・介護かいごシステムを、２に０ぜろ２に０ぜろ年ねんまでに本格ほんかく稼働かどうさせる」と述のべ、具体ぐたい的てきな制度せいど設計せっけいの検討けんとうを始はじめるよう関係かんけい閣僚かくりょうに指示しじしました。