去年4月、
千葉県船橋市の
18歳の
少女が
畑で
遺体で
見つかった
事件で、
少女から
現金を
奪ったうえ
殺害したとして
強盗殺人などの
罪に
問われている
21歳の
男の
初公判が、
千葉地方裁判所で
開かれ、
被告は
起訴された
内容を
認めました。この
事件は、
去年4月、
千葉県船橋市の
18歳の
少女が
芝山町の
畑で
遺体で
見つかったもので、
22歳から
19歳の
男女3人が、
少女を
車で
連れ去ったうえ
現金を
奪って
畑に
埋めて
殺害したなどとして、
強盗殺人などの
罪に
問われています。
このうち住所不定、無職の中野翔太被告(21)の裁判員裁判の初公判が千葉地方裁判所で開かれ、被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。このあと検察が冒頭陳述を行い、「被告が穴を掘り、少女を引きずり込んで埋めた。事件の重要な部分でみずから手を下した」と指摘しました。
一方、弁護側は「被告の精神鑑定の結果なども踏まえて、刑の重さを判断してほしい」と主張しました。
この事件では、ほかに強盗殺人などの罪で起訴されている22歳の男と19歳の少女の裁判員裁判が今後始まるほか、当時16歳だった少年が少年院に送られています。