政府は、
12日午前10時すぎ、
沖縄県の
尖閣諸島の
沖合で、
中国海警
局の
船4隻が
日本の
領海に
侵入したことから、
総理大臣官邸の
危機管理センターに
設置している「
情報連絡室」を「
官邸対策室」に
切り替えて、
情報収集と
警戒監視にあたっています。
第11管区海上保安本部によりますと、
中国海警
局の
船4隻が
11日夕方、
尖閣諸島の
久場島沖で、
日本の
領海のすぐ
外側にある
接続水域に
入ったのが
確認されました。
その後、この
4隻は
12日午前10時すぎ、
尖閣諸島の
魚釣島の
沖合で
相次いで
領海に
侵入したということです。
4隻は、午前10時半現在、魚釣島の北西およそ20キロの日本の領海内を航行しているということで、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今月6日以来で、ことしに入って合わせて32日になります。